平成22年08月14日

 昼前に起床し、『クローザー』 シーズン4など観ながらメシを喰ったり。
 夕方から御買物。



 TBSでやってた『歸國』ってドラマ。全く情報を入れておらず、テレビを点けたらやっていたのでチラ観。
 かわぐちかいじジパング』の逆バージョンかと思っていたら違うのね。英霊が現代日本にふわりと帰国して来るが、数十年前に既に帰国している英霊もいたりして…、みたいな話。
 で、ちゃんとは観ていなかったんだけど途中、一人が「何故みんな靖国に来ないんだ!」って切れるシーンがあって。「どうやら指導者達が合祀されているのが問題な様で…」「だが、靖国で会うと約束したではないか!」みたいな展開。
 何コレ。気持ち悪〜い。いや、東条英機とか辻政信とかなら言いそうなセリフではあるけど、一将校がそんな事言うかね。「墓参りに来ねえ!」っつって切れるなんて描き方をするのは侮辱ですらあるよなぁ。墓じゃないけど。
 こんな、思想的に歪んでいる上に、歴史を扱うにあたって不真面目な態度を取っているのはどんな脚本家だろうと思って調べてみた。予想としてはなかにし礼だったんだけど、結果は倉本聰でした!惜しい!!
 上述の将校の靖国発言だけど、これが「8月15日だと言うのにみんなあまり靖国に来ないのだな」「戦争の記憶が遠い物となるだけ平和だという事じゃありませんか…」「だが…、だとしても…」くらいならすんなり観られたんだけどねぇ。
 あ、東条英機が「何故みんな靖国に来ないのだ!けしからん!」っつって「あんたがおるかららしいっすよ」「ぎゃふん!」とかならアリだなw