平成23年02月07日

 終バス。



 天野純希『青嵐の譜』、読了。
 何か奥様が買うてたので読んでみた。
 まあ、ウェルメイドだけど、少し薄味な印象。
 青春冒険譚としては及第点なんだけど、元寇前後の九州を舞台にするというあまりメインストリームじゃない舞台設定な割に、発見・驚きは無かったかなぁ。
 あと、御都合主義的に人がバタバタ死んだりするんだけど、あまりにも死に過ぎ。北方謙三かよ。
 っつうか、北方謙三ならこの話を書き上げる迄に単行本8冊は書くなw