平成22年11月16日

 ああ、そうだ!そうだよ!!『マガーク少年探偵団』だよ!!!
 何を言っているかって言うと、昔、小学校の図書室や近所に来ていた移動図書館で借りた、少年少女5人が主人公の児童向け探偵小説があったんだけど、そのタイトルが思い出せなかったんだね。
 今日、調べていてタイトルが判った。よし、もう一回読もう。確か、どの作品かで、家の向こう側に石を投げる事で…みたいなトリックがあった筈。
 そんな事を考えていたら幼少期に読んだ本の記憶が蘇る蘇る。加納一郎『ほらふき大追跡』とか。
 確か、“新婚の時に道路を渡っている途中で、走っている車が増え過ぎた為に中央分離帯で生活しているお爺さんと、仕方がないので道路越しにコミュニケーションを取り続けているお婆さん”とか、“東京タワーのてっぺんから電波に乗ってカヌーで怪盗五百面相が逃げたんだけど深夜放送が終わったので落ちて御用”とかそんな話があったよな。
 シートンの『狼王ロボ』は当然ながら巨大ロボットが出て来ると思って読んだら最後 悲しくなっちゃったんだっけ。
 小学校二年生の時は学研マンガの『真田幸村』と『武田信玄』がヘビーローテーションだったなぁ。どちらもラストシーンがいいんだ。『武田信玄』は主人公(信玄の近習)とヒロイン(上杉家の間者だったかな?)が青姦するシーンがあった。
 小学校三年生の時、教室にあった『ジキル博士とハイド氏』を読んだら挿絵がさいとうたかをで妙に怖かったり。確かあの時は『宇宙大作戦』も置いてあったなぁ。パイク船長の出て来る話と『テリブル騒ぎ』が載っている巻だった。今思うと『テリブル騒ぎ』って邦題、ひでえな。『The Trouble with Tribbles 』って韻を踏んでるのに無視かよ。
 あの教室には『黄金虫』『鬼岩城』もあって、三年生にとっては品揃えが妙にハードボイルド。古城の塔で歌っていた女性歌手が休止した原因が小さい隕石だったって話を読んだ記憶があるんだけど、シャーロック・ホームズ?
 通っていた小学校では低学年と高学年で図書室が分かれてたなぁ。小学校四年生の時、掃除する為に久々に低学年用の図書室に入って掃除サボって『にんじん』と『ギリシア神話』読んだっけ。
 まだその頃はキリスト教ギリシア神話の関係とかあんまりちゃんと意識していなかったんで「ゼウスが全ての存在を産み出したんじゃないんだ!」って衝撃を受けたもんだw
 『マガーク少年探偵団』を読んでる途中で、ふと『こうじょうのしくみ』みたいな本を手にとって読んだ事があって。緑色のクレヨンの製造工程の写真の後に、プラモ工場の紹介でバンダイが出ていてリックディアス(赤)が出てたなぁ。漫画をおいていない高学年用図書室でガンプラの写真を見ている事で背徳感を覚えてみたりw
 う〜ん、20年経っても覚えてるもんだなぁ。